太陽の樹と呼ばれ、生命力が強く、樹齢がとても長いオリーブ樹。最近ではあちこちで見かけるようになりました。
ミ力ンが育つ地域でしたら、収穫も期待できます。オリーブのある生活、楽しみをまたひとつ増やしませんか?
オリーブ樹は太陽が大好きです。植木鉢は必ず屋外に置いて、ときどき水やりをしましょう。ベランダで受け皿をしている場合は、皿に水が貯まらないようにしましょう。
根付いた後は、基本的に水やりは不要です。
10日以上雨が降らないときに限って、水やりをしましょう。当社では事務所の生け垣もオリーブです。
肥料は、月に1回、果樹用の肥料を適量施しましょう。
浅漬用の緑の実は、品種にもよりますが、9月下旬から10月下旬頃迄が収穫適期です。
ご家庭でオリーブオイルを搾るのはとても大変です。1粒から採れる量はごくごくわずか。せっかくの果実ですので、塩水で浅漬けにして、お楽しみになることをおすすめします。
オリーブには強い渋がありますので、その渋を抜くために、薬局に印鑑を持って行って、「苛性ソーダ」という薬品を購入します。
要注意：苛性ソーダやその水溶液が肌についたり、蒸気を吸い込まないよう、十分注意してください。
- 果実を選別し、水洗いします。
- 果実の量に対して約1.5倍量の2%可性ソーダ水溶液を作り、浸けます。
- 翌日、水溶液を捨てて、新しい水を入れます。
- 水替えを毎日1週間続けます。
- 3～5%の食塩水に2～3日漬けて、できあがり。
冷蔵庫でもあまり日持ちしませんので、早めに食べましょう。
- 鉢植えの葉っぱが落ちてしまいました。
- 日光・水が足りなかったのかもしれません。まだ葉が残っていれば、また芽が出るかもしれませんので、日当たりの良いところに置いて、水やりをして、3ヶ月ほど様子をみてください。
- 葉っぱの先が茶色になって、全体が黄色くなってしまったのもあります。
- 根傷みか、ミネラル不足が考えられます。その葉は元に戻りませんので、まず摘み取り、枯れ枝になってしまったところもハサミで剪定しましょう。オリーブの根っこは地上部と同じくらいの大きさです。植木鉢が小さいようでしたら、植え替えをし、水のやり過ぎで根傷みを起こしているととも考えられますので、できれば水はけの良い土に変えることをおすすめします。 また、ミネラルの欠乏も考えられますので、野菜や果樹用のホウ素入りの肥料を施しましょう。
- 5月下旬頃花が咲いたのに、8月になっても実がついていないのですが…
- オリーブは異なる品種の花粉がないと結実しにくいので、1本しかない場合には、樹の形(縦伸びか横広がりか)や葉の形や大きさが似ていないオリーブ樹をもう1本育てましょう。
