夏の農園仕事
暑い日が続いています。
ジージージー ミーンミンミン
園内のあちこから色々な蝉の鳴き声が聞こえます。
園内の木立はどれも背が高く、木も自由に生い茂っているため、鳴き声は聞こえど姿は見えず…。
蝉を探しつかれて振り向くと、
目が吸い込まれるような青空が広がっていました。
山頂芝生広場には、アキアカネ、他にもオニヤンマ、シオカラトンボが飛んでいます。
照りつけるような日差しをうけて光る羽衣、頬をくすぐるやや涼しい風に時候はもう残暑なのだなと感じます。
園内では夏の日差しをいっぱいに浴びて茂った草の管理に農園スタッフは追われています。
草管理の1つに、オリーブ木の株元の草抜きがあります。
株元の草をきれいにしておくと害虫も近寄りにくくなります。
春先からオリーブゾウムシというオリーブを食べる虫の活動も活発になります。
こちらはオリーブゾウムシの被害がないかの調査をしている様子です。
園内2000本のオリーブの成木がありますが、1本、1本、丁寧に見て回ります。
時間と根気のいる作業です。
オリーブは地中海生まれでお日様を好む植物なんですね。
日差しが強いほど、その輪郭はくっきりと、いきいきしているように見えます。
園内の奥にあるローマの丘から海を望むこの景色は、この時期が1番きれいに見えるように思えます。