オ リ ー ブ 園 の 歴 史
オリーブ園の始まり
創業者 服部和一郎
岡山県牛窓の商家であった服部家の当主、服部和一郎は戦時中の物資の少ない時代の中で、「オリーブは栄養もよく、薬用になり、灯にもなる」と考え、オリーブの植栽を始めました。
当時は第二次世界大戦真っ只中であり、「山を伐採して芋畑にするように」という軍部からの要請に「すべてを畑にしてしまっては、日本の国土から緑が失われ将来のためにならない」とオリーブの恩恵で暮らしを豊かにしたいと願っていたそうです。
牛窓オリーブ園が開園したのは、1942年4月19日のことです。その前日の18日には、開園準備中の上空には、爆撃機が牛窓の上空を飛んでいったそうです。
一号樹の写真
1949年6月1日 日本オリーブ株式会社を設立し、第一号商品「オリーブマノンバージンオイル〈化粧用油〉」が発売となりました。
この化粧用油は、2011年9月1日に「オリーブマノン 化粧用オリーブオイル」と改名し、リニューアル発売しました。
プラトンのオリーブの樹
ローマの丘がある三美神広場の付近には、かつて古代ギリシャの哲学者プラトンにゆかりのあるオリーブの樹がありました。
現在は日本オリーブ株式会社の本社に、プラトンの樹の挿し枝から成長した樹があります。
日本オリーブ株式会社本社事務所前庭
寄贈していただいた当時の写真