オリーブ染めのイベント
園内にあるオリーブの小径(こみち)という工房で、オリーブの葉を用いて糸を染めるイベントを行いました。
講師をつとめて下さった山本さんは、ご自身で染めた糸で手織りしたマフラーを巻いていらっしゃって、素敵な装いでした。
オリーブの葉をお鍋で煮出した液をつくり、そのなかに染める糸を入れてさらに煮ます。
その待ち時間に髪飾り(シュシュ)を作りました。
製作されているお客様の表情は、どの方も真剣そのもの。
それぞれ可愛らしく個性的なシュシュができあがりました。
さあ、いよいよ染色です。
2種類の媒染液それぞれに煮た糸を入れると、たちまち色が変わるのです。
1つは深緑色に、もう1つは黄金色に。
オリーブを素材にして生まれた最初の色が、媒染液によってガラリと様変わりすることを初めて知りました。
その時出会った色の奥深さ、自然の彩りをお客様と味わうことができました。