夏のそらに
伸びてきたオリーブの垣根を剪定していると、赤いトンボが剪定した枝にとまりました。
アキアカネよりも燃えるような赤色のトンボ。ショウジョウトンボというようです。
ピンっと天を指したしっぽ、調べてみると太陽の直射を極力避ける体勢だとか。
飛んではこのオリーブの枝に戻り、しばらくずっととまっていました。
空を見上げると、トンビの群れが数十羽、いっせいに宙を旋回していました。
巣立った幼鳥が加わり個体数が増えている印象です。ここまで多いトンビを一度に見たのは初めてでした。
夏の日差しをうけて、滑空する姿が地面に映り、まるで傍を飛んでいるかのように影が近くをよぎっていきました。
